システム開発ではWEB系の技術なしで進むことは少なくなりました。多くのシステム開発ではWEBサーバなどの技術を応用した開発が進んでいます。開発で使われるサーバ系アプリケーションについてはシステムごとに多くのアプリケーションから決定されます。最もよく使われるアプリケーションはApacheと呼ばれるWEBサーバです。
さまざまなモジュールが提供されており、小規模から大規模まであらゆるWEBサーバ環境として利用できます。また、アプリケーションサーバとの連携にも強みがあり、利用が進んでいます。Apacheは機能が豊富なのですが、リソースを使ってしまうことが問題になることが多くあります。その場合にはnginxが採用されることがあります。
nginxは軽量のWEBサーバであり、オープンソースで、少メモリ、高い並列性、高い処理能力が魅力です。最近ではApacheの代わりに利用される場合が増えています。各種アプリケーションサーバとの連携もできますが、Apacheに比べて実績が少ないようです。WEBサーバとしてはアプリケーションサーバも充実しています。
TOMCATでは単独でもWEBサーバとして利用できますので小規模開発ではApacheなしで利用される場合も多いようです。また、JSPなど動的ホームページの作成にも利用できるのも魅力です。アプリケーションサーバとしてはこのほかにJettyなどもWEBサーバとして利用されることが多くなっています