最近はスーパーマーケットなどの物販の店舗で多数のシステムが使われています。経理的な役割をはたすものや売れ行きの分析をおこなうもの等、その種類は様々です。スーパーマーケットでは物が売れるにしたがって、補充を適宜行う必要があります。この発注作業を自動で行うシステムが無ければ、物を売るという基本的な業務が停滞してしまいます。

これは昔からあるPOSと呼ばれるシステムを改良することにより実現します。自動で発注するのはもちろんですが、どの商品がどれだけ売れたか等についても徹底して調べることが可能になります。店舗はそういう事を知りたいという要求を持っているので、開発者は事前にインタヴューを行って、潜在的な要求まで吸い出しておくことが大切です。お客様のプライバシーに触れるような分析は行うわけでは無いので、事前にどこまでのデータを使用するかしっかりと考えておく必要があります。

こういう仕様策定のための要求分析をしっかりと行うことは非常に大切です。それをどれだけしっかり行うかどうかでシステムの良し悪しが決まると言っても過言ではないからです。そのためにも数多くインタヴューを行って設計を行う必要があるのです。最も多いのが納品した後に思っていた機能が入っていないとクレームを受けるパターンです。

それが起こると揉めることになるので、最初にしっかりと仕様について共通認識を持っておくことが大切です。そのために設計仕様書を作るのです。

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