デジタルサイネージというものをご存知ですか。今では東京や大阪といった大都市圏だけでなく、地方の街でも目にできるようになりました。これは一種の電光掲示板であり、1980年代に初めてアメリカ合衆国のニューヨークで登場したものです。タイムズスクウェアというと、色とりどりのネオンで各社企業の広告を目にすることができます。
非常に大きなインパクトがあり、通行人に強い印象を与えるものです。日本ではじめて登場したデジタルサイネージは、2001年の東京駅からです。当初は周辺の情報を大型モニターで流していましたが、現在では企業から学校・医療施設などの案内も含まれます。そこでここでは、目的別のデジタルサイネージの特徴を見ていきましょう。
まずは先述した周辺情報をピックアップすると、タッチパネルを採用した高さ2メートル程度のものです。通路の柱に埋め込まれているのが多く、利用したい方が画面に触れると情報入力もすることができます。この場合は双方向の情報通信が必要なので、必ずインターネット回線と繋がっているのがポイントです。企業や学校などの施設案内のデジタルサイネージの場合、音声も出るというのがポイントになります。
一種のユニバーサル対応で、どんな施設なのか・名前などを音声で知らせることで、どなたでも把握ができるわけです。また画面を見ていなくても聴覚から情報をキャッチできるため、集客アップにも自然とつながる特徴があります。